浮気の証拠集めで心がけておきたい重要なポイント
2016/05/22
今回は、旦那の浮気の証拠集めをするにあたって心がけておいたほうが良いと思われる点をいくつか挙げておきたいと思います。
というのは、もし旦那さんの浮気の兆候に気付いてしまったら誰だって慌てるだろうし、感情的になって思わず問い詰めてしまったりする危険性がありますからね。
旦那をギャフンと言わせられる証拠がないうちに突撃してしまうと、90%の確率で返り討ちになってしまうので、なんとしてでもそれだけは避けたいところです。
1. 頑張って冷静になる
感情を相手にぶつけてしまうと相手も感情をぶつけ返してきます。すると、思ってもいないことが反射的に口から出てしまい、旦那はシラを切って反撃のため暴言で応酬、最悪の場合は修復不可能な状態までに険悪な夫婦関係に陥ってしまうかもしれないのです。
「旦那の浮気問題」を解決するためには、とにかく冷静になることです。わたしも経験者ですから、それはとても難しいことは重々承知していますが、夫婦仲を致命的に壊さないためにも冷静さが必要ですよ。
あなたが望むことは、
- 浮気は事実なのか
- もしそうなら謝ってほしい
- これからどうするか本心を聞かせてほしい
このようなことだと思います。
であれば、まずはひと呼吸おいて、真実は何なのかを冷静に見極めるよう意識しましょう。
2. 旦那の様子を日記につける
あなたがもし「旦那はクロだな」と思ったのであれば、まずは「旦那の様子日記」をつけましょう。その理由は次のとおりです。
■規則性を見つけるため
なんとなく「帰りが遅い日が増えたなぁ」と思っているだけでは真実は見極められません。ただ単に「遅いなぁ」という印象だけでは状況分析はできないのです。
ですから、
- 何月何日の何曜日は何時に帰宅した
- その時の旦那の表情や様子はどうか
- 帰宅してからどんな言葉を交わしたか
- そのとき、自分はどう感じたか(理由は後述します)
このような情報を書き溜めておくのです。そうすれば今後何か大きな変化があったときに、過去の記録と照合することによって、当時、何が起こっていたのかが想定しやすくなるのです。
■状況証拠のひとつになるから
例えばの話ですが、決定的な証拠を突き付けられた旦那さんは渋々ながらも不貞の事実を認めたとします。そこで問題のひとつとなるのが「いつからそういう関係になったのか」 という点です。
当然、奥さんは気になりますよね?
実は「不貞の継続性(何年?頻度は?)」というのは離婚事由として重要な要素で、しかもそれによって慰謝料の額にも大きく影響しています。逆にいうと、その時1回だけ・・・というのは離婚の要因と認められない場合もあるし、相手に請求する慰謝料も微々たるものになる可能性があるのです。
ですから、男女の関係がいつから始まったのか、奥さんが把握していないことを旦那さんが悟れば、「今日が初めてだから」とか「たまたま魔が差して」などと誤魔化す可能性が高くなります。
浮気した人の心理としては、なるべく不倫期間を短く証言しておきたいものですからね。
ですから、もしその言い訳が通れば、せっかくラブホへ出入りする現場を押さえられたとしても、その時一度切りだと言い張られる可能性があるわけです。
そんなとき、もし以前から日記を付けていれば、過去の行動と今起きていることを結び付けることができ、「これくらいの時期からこの女と交際していたんでしょ!」と追求することができます。
■調査費用を抑えることができる
前述したように、浮気相手に会っている日と思われる何らかの「規則性」が分かれば、ただ闇雲に調査するよりも成功率が高まり、結果として調査費用が抑えられる可能性があります。
探偵さんに提供する情報として、「何日」「何時」「何時間」「行きそうな場所」「交通手段」など、これらが詳細であればあるほど、また正確であればあるほど調査の難易度が低くなりますし、さらに必要な機材や調査員の人数など調査プランを立てやすくなるのです。
それが結局は調査費用の抑制につながるわけですね。
■奥さん自身の感覚が研ぎ澄まされる
毎日のように「旦那の様子日記」をつけることによって、旦那の微妙な変化に気付きやすくなりますね。普段なら見過ごしがちな点、例えば、帰宅直後の「匂い」や「行動」など些細な変化が分かるようになるかもしれません。
■自分の感情を客観視できる
「旦那の様子日記」には、旦那のことばかりではなく自分の感情も記入しておくといいですよ。そうすれば、徐々に浮気の兆候が濃くなるに従って、自分の感情の変化を客観的にみることができるはずです。
そして決定的な証拠を掴んだとき、逆上して感情を旦那さんにぶつけることなく冷静でいられるかもしれません。最初に述べたとおり、浮気調査で大切なことは自分が冷静でいることですから。