浮気相手と別れない旦那への対処法と浮気再発防止策
2016/07/26
今回は、旦那さんが浮気相手と別れないケースのお話をしたいと思います。男女問わず、浮気は一種の「病気」とも「性分」とも言われているように、本人は理屈では分かっていてもどうしようもないんだという人は想像以上に多いものです。
ですから、不倫騒動が終結し、さあこれから再出発だと気を抜くのではなく、それ以降も継続して旦那さんを監視していく必要があります。不倫するような伴侶との再構築は、本当に難しく辛いものですよ。
別れたと言いつつも裏で続いているケース
奥さんが「再構築」を受け入れたということは、おそらく旦那さんの心からの反省と謝罪があったからですね。当然その中には、浮気相手とは別れるという条件も含まれていたことでしょう。
ところが、実はまだ相手と裏でつながっていた…なんていうケースは世の中に掃いて捨てるほどあります。これにはさすがの奥さんも茫然自失というか、ショックが大き過ぎて言葉が出ないかもしれません。
そんなに相手の女と離れられないのなら、自分とやり直したいなどと言い出さず、さっさと相手と一緒になればいいのに…と思うわけですが、実際にそうはならないのが「禁断の果実」の不思議な魅力なのでしょうね。
本人たちにとって、それは「不倫関係」だから心地良いのであって、決して結婚を望んでいるわけではないのです。
「じゃあ何かい?わたしはアンタ達が燃え上がるための単なる当て馬かい!?」と奥さん達が怒るのも無理はありません。いや、実際そうなんですよね。
だから本当は、浮気が続いていることが判明した時点で見切りをつけてしまえればいいのですが、事情があってそうはいかない場合もあるでしょう。
では、こんなしょうもない男でも再構築しなければならない場合はどうすればいいのでしょうか。
浮気相手と別れさせる3つのポイント
「別れる(た)」と言っておきながら、裏でズルズルと繋がっていたということは、奥さんにしてみれば二度裏切られたと考えるべきだと思います。
「二度あることは三度ある」ってよく言いますよね? だからこのケースでは、三度目もあると思ったほうがいいです。その三度目を防ぐ方法は3つほど考えられるのですが、それは「条件を付ける」ということがポイントになると思います。
ただし、結果として裏目に出てしまい、旦那さんに見切りをつけなければならないかもしれませんので、実行するにはそれなりの覚悟が必要です。
1.旦那さんに選ばせる
旦那さんに「三度目はないよ?」とハッキリ言い渡しましょう。奥さんとしては「もういいかげんに浮気はやめてほしい」という気持ちをしっかりと伝えたうえで、それでもコソコソと付き合い続けるのであれば、再構築はご破算にして離婚しますと宣告してください。
それによって相手とキッパリ別れるのか、あるいはズルズルと続けるのか、いずれにしても結論は旦那さんに下駄を預けてしまうのです。
果たしてその結果がどうなったとしても、それを選んだのは旦那さん自身ですから、もうお互いに諦めるしかありません。
2.ペナルティを課す
世の中にはいろいろな人間がいますから、旦那さん側がいくら別れたいと思っても、相手の女が納得しない可能性も考えられますね。会社帰りに待ち伏せされ、相手の女から説得されてズルズルと付き合ってしまうかもしれません。
優柔不断な性格の男ならこんな可能性は充分にあり得ます。
そんな状況で二度目が発覚したのであれば、「別居」というペナルティを与えるのも手です。そこで本当に反省して奥さんの元に戻るなら再構築を継続。もし、コレ幸いと浮気相手とズルズル続けるようであれば、もう離婚でいいのではないでしょうか。
3.期限を切る
別れようとは思ってみたものの、後ろ髪引かれてなかなか…という未練がましい男も多いようです。もしいきなり引き離すのは難しいかもしれないと奥さんが感じるようであれば、期限を設けるという方法もアリです。
例えば、
- 三ヶ月以内にキッパリ別れなさい!
- 二人だけで最後に旅行でも行って別れて来い!
そんなふうに期限を切ったりキッカケを与えてもいいのではないでしょうか。
浮気相手に対する実力行使
旦那さんと話し合っても埒が明かない場合は浮気相手の女に対して直談判するしかありません。
通常、最初に浮気が発覚して解決のための話し合いを持った際には、旦那さんときっぱり別れる旨の念書を書いてもらうとともに慰謝料を取っておくのが普通です。
と同時に、もし再び旦那さんと接触した場合には二倍の慰謝料を払ってもらう(接触禁止条項)・・・というような罰則規定も盛り込んでおくわけです。
それによって浮気の再発を予防するのですが、それでも復活するカップルは多いんですよね。そんなことで、もし旦那さんに言っても効き目が薄いようでしたら、再度浮気相手と話し合いの場を設けるべきです。
前回、もし弁護士さんにお世話になっているなら、再度内容証明を送ってもらってもいいと思います。「接触禁止条項に違反しているので二倍の慰謝料を請求します」という内容ですね。
「証拠を出しなさいよ!」・・・みたいに開き直って来る可能性も考えられますが、そういう場合は旦那さんと会っている、または電話やメールでやり取りをしているという証拠を押さえるしかありません。「接触禁止条項」ですから、肉体関係の有無の証拠は不要です。
可能であれば、同時に浮気相手の親や兄弟などにクギを刺してもらうようお願いするとより効果的です。
まとめ
以上のどの方法を使うにしても、注意したいのは、決して感情的にならず淡々と事務的に話を進めることだと思います。もし旦那さんに対して「お願い口調」になったり、反対に「威圧的」に条件をぶつけてしまったりすると逆に奥さんの弱みになりかねませんから。
なぜなら、「はは~ん。やっぱりコイツはなんだかんだ言ってもオレと別れたくないんだな…」と旦那さんに勘違いされる可能性があるからです。
そして、一度決めたことは決して撤回しないことが重要です。そうやって、どんな結果になっても旦那さんが100%の責任を取らなければならないことを理解してもらいましょう。
再構築を続けていくのも、やっぱり離婚になってしまうのも、それを選ぶのはあくまで旦那さん自身なんだという自覚を持たせることが大切なのです。