<再構築>浮気した旦那をATMとして扱う方法
2016/06/26
旦那さんの浮気を知った奥さんが10人いれば、7人の奥さんは再構築を選ぶというデータがあります。ただ、再構築といってもその内容は様々、奥さんの意図は人それぞれのよう。
例えば、
- まだ好きだから許して再構築
- 許さないけど再構築
- 愛情はないけど利用価値があるから再構築
- もう関心はないけど離婚するのが面倒だから再構築
- 子供から父親を奪うのがかわいそうだから再構築
- 離婚の準備が整うまで再構築
このように、それぞれ何らかの思惑があっての再構築なのでしょう。
浮気が原因かどうかに関わらず、何らかの要因で旦那さんに対する愛情が薄れてしまった奥さん達は、ネット上で旦那さんのことを俗に「ATM」と表現しているのをよく見かけます。
ATMと呼ぶその意味は、要するに旦那さんはもはやお金を運んで来るだけの単なる道具としか見なさないという意味ですね。
そこで今回は、再構築を選択した一部の奥さん達が考える、
旦那=ATM
という話題について取り上げてみたいと思います。
旦那さんをATMとして割り切るための条件
旦那さんをATM認定するためには、相手と自分の双方にある一定の条件が必要だと思います。そもそも論で言えば、ATMっていうくらいですからそれなりに現金が引き出せないと意味がないですしね。
ATMとなり得る旦那さんの条件
旦那さんをATMとして認定するには、まず第一に、仮に外に女がいようがいまいが、とにかく稼ぎをきちんと家に入れてくれることが前提条件ですね。
共働きの夫婦の場合、お給料の管理はそれぞれが行ない、生活費についてもそれぞれが分担して負担するという方法を採用していることが多いです。
ですが、浮気が発覚した結果として再構築を選択する以上、旦那さんの収入についても奥さんが管理できるように交渉したほうがいいです。余計なお金を持たせると、また女に注ぎ込む可能性が高いですからね。
仮に完全な管理を拒否されたとしても、決まった金額さえ毎月きちんと渡してくれるなら妥協してもいいかもしれません。浮気の再発について、奥さん自身が興味を持てなくなってしまっていれば尚更です。
またやるならどうぞご自由に…という心境ですね。
次に、また浮気をするにしても決して家庭をおろそかにしないという約束を取り付けることが重要です。ちなみに、先ほどから浮気の再犯を前提にしているわけですが、一度浮気した人はまたやる可能性が高いからです。なので、最初からそれを覚悟しておかないとATM認定は難しいですよ。
実は旦那さんをATM認定している家庭では、やがて旦那さんにとって居心地がとても悪く感じられるようになってきます。奥さんの醒めた態度や雰囲気で、旦那さんは疎外感を感じるようになるからです。
ですから、人によっては帰宅時間が徐々に遅くなったり家に寄り付かなくなったりという現象が起こります。旦那さんは「帰りたくねぇ~」と思うわけです。そして無断外泊が始まったりすると、実はまた新しい女ができていた…ということになるわけです。
そうなってしまうと、例えば子供さんがいれば父親参観に行かなくなったりとか家族でテーマパークに行かなくなったりして子供にも良い影響を与えません。そして、そもそも奥さんの精神が持たなくなってしまいます。
いくら旦那さんはATMだと割り切ろうと思ったとしても、深層心理の部分で奥さん自身がやられてしまうかもしれません。ですから、再構築する場合には旦那さんとの話し合いにおいて、決して家庭をおろそかにしないという約束をしておかなければいけないのです。
当然、そのなかには「絶対に浮気相手の存在を匂わせない」という暗黙のルールも含まれます。もしこれらが守られないようであれば奥さんの方が壊れてしまうでしょうから、再構築は途中で崩壊してしまう可能性が高いと思います。
旦那さんをATMと認定するうえで奥さんに必要な条件
基本的に、旦那さんに対する愛情メーターがゼロ、もしくは限りなく低くないとATM認定は成立しません。もしも旦那さんに対する愛情がたっぷり残っているなら、当然旦那さんの更正に期待してしまうからです。
旦那さんの更正に期待した時点でそれは普通の再構築になってしまいますから、とても旦那さんをATM代わりだなんて思えないのです。ですから、旦那さんをATMとして割り切れる奥さんには、ある一定の事情がないと無理があります。
例えば、
- 旦那さんに対する愛情が失せた
- 財産分与してもらうほどの蓄えがない
- 旦那さんの収入で生活は可能
- 奥さんは専業主婦
- 奥さんのパート収入だけでは離婚できない
- 離婚すると生活が成り立たない
- 奥さんは再婚するには年齢的に厳しい
- 幼い子供がいる
- 離婚すれば旦那は養育費を滞納しそうだ
- 離婚しても奥さんの実家は頼れない
このように、本当は離婚したほうがいいのは分かってはいるが、離婚した途端に窮地に陥ってしまうので現状維持するしか方法がない、という場合には旦那さんのATM化は成功する可能性が高いと思います。
旦那さんをATM化することに成功した奥様方は
いくらATMという道具として活用するにしても、旦那さんをそのように見なせるところまで気持ちを昇華させるには自分自身の感情をしっかりコントロールできるようにならないといけません。
そこで、他のATM化に成功された奥様方はいったいどのように割り切っているのか、不倫板からいろいろな意見を集めてみました。
- 相手に関心がなくなった時ATMだと思える
- 旦那に関心がなくなれば浮気されてもなんとも思わない
- Hもしない、会話は子供を通して、出かける時は足として利用、部屋別々
- 旦那に何も感じなくなって初めて割り切れる
- こいつは浮気する奴!と腹をくくる
- いつ離婚してもいいように準備している
- 関心が子供に向いたから気にならなくなった
- 仮面夫婦というより同士、友達感覚
- 家に帰って来れば心の中で「おかえり私のATM」と呼んでいる
- 旦那に余計な期待はしない
- 単なる同居人だと割り切っている
- 離婚の準備ができるまでのガマンだと思っている
人それぞれ、無理しなくても自然体でATM認定できる人もいれば、自分に無理やり言い聞かせている人もいるようですね。
やがて訪れる破綻を見越して離婚の準備を忘れずに
仮に奥さん自身が旦那さんのATM認定に成功しても決して長いあいだ安穏としていてはいけません。なぜなら、やがて旦那さん側に限界が訪れる可能性が高いからです。
先ほども触れましたが、ATM化されている旦那さんは家での居心地がとても悪くなります。なので、また新しい浮気を始める可能性はかなり高いのです。
それに、油断していると逆に離婚事由を奥さん自身が作ってしまう可能性もありますね。例えば、「家事を手抜きしている」とか「セックスの拒否」などです。
セックス拒否に関しては、再構築当初なら止むを得ずということもありますが、再構築という意味にはセックスもお互いに努力することも含まれていると考えられます。なので、いつまでも拒否するということになると、すでに婚姻関係は破綻していると第三者には見えてしまうかもしれません。
仮に旦那さんから離婚調停でも起こされてしまったら、原因は「旦那さんの浮気」ではなく、再構築後の奥さんのセックス拒否が争点となってしまう可能性があるわけです。そもそも旦那さんの浮気発覚から3年が経過すると、慰謝料の請求権も消滅してしまいますしね。
なので、いつ離婚問題に発展してもいいように準備は必要ですよ。
例えば、
- 自活するための貯蓄に励む
- 就職が有利になるように資格を取る
- 子供がいるなら公的扶助について勉強しておく
- 旦那さんの新しい浮気について証拠を集めておく
このような備えは必須ですね。くれぐれも油断なきように…