離婚したくないから問い詰められない
2015/11/05
たとえ旦那さんの浮気に気付いたとしても、もし離婚することになってしまったらどうしよう…と考えてしまい、どうしても問い詰める勇気が出てこないという奥さんも多いと思います。
実際、このブログでも似たようなご相談が一番多いですよ。
お気持ちは痛いほど分かります。
特に、絶対に離婚したくないと考える奥さんは、問い詰めてしまったら今のしあわせな生活を失ってしまうんじゃないだろうかと思うとすごい恐怖ですよね。
でもね。
それって考え方しだいだと思うんですよ。
旦那の浮気は、ついつい「旦那 対 奥さん」という構図で考えてしまいがちですが、いっそのことこう考えたらどうでしょう?
「夫婦 対 浮気という病気」
旦那さんの浮気っていうのは、旦那さんが「浮気」という病気にかかったと考えることができれば、これからの戦いはずいぶん楽になるんです。
実は、旦那さんの浮気というのは夫婦に襲い掛かった災厄みたいなものなんですよ。そして、その病気を媒介したのは他でもない、旦那の浮気相手という「蚊」です。
だから、旦那さんの浮気という病気を治してあげられるのは奥さんしかいないんです。
離婚したくない奥さんが旦那さんを病気から救ってあげるためには、離婚は絶対にしない!という強い意志を持ち、私が旦那の病気を治してやるんだ!という決意が必要です。
ただね。
病気ですから治らない場合も当然あるわけです。
でも、それは結果論ですから仕方ありません。結果が怖いからといって、病気の旦那を放っておく奥さんはいないでしょう?
だったら頑張って看病したり治療してあげないと。
で、その看病や治療が浮気の証拠集めなんです。
決定的な証拠を突き付けることによって、旦那は浮気という病気から目が覚めるかもしれません。
むしろ中途ハンパな証拠は、治療や薬を飲むのを途中でやめてしまうようなもので、シラを切って潜伏するという最悪の形でこじらせてしまう可能性があります。
だから、完治させるためにはグゥの音も出ないほど完璧な証拠が必要なんです。
そうすれば、旦那さんは、本当に大切なものは何なのか?に気付いてくれるはずですよ。
わたしの元旦那もそうだったし、浮気掲示板の事例を見て回っても、9割ほどの旦那さんは浮気がバレると奥さんの元に戻って来ます。
ただ、結果的に奥さんの側が旦那の態度に見切りをつけて離れてしまうケースも多いですけどね。かくいう、わたしもそのうちの一人ですが。
旦那さんの方から離れていく残りの1割のケースは、そもそも奥さんが浮気に対して見て見ぬフリをしてたって結果は同じことです。いくら奥さんが離婚したくなくても、いずれ旦那さんの方から離れてしまうのです。
だから、離婚が怖いからといって浮気の証拠があるのに問い詰めないというのは間違いです。浮気は絶対にしちゃいけないし、悪いことですからね。
旦那の浮気を見て見ぬフリをしていると心が病む
それに、「大好きな旦那と対立したくない」「旦那を責めたら浮気相手のところへ行ってしまうのではないか」・・・そのような恐怖心から浮気を問い詰められないまま我慢していると、やがて自分自身の心が病んでしまいます。
「旦那が浮気するのは自分に悪いところがあるからではないか」「自分より浮気相手のほうが魅力的なのではないか」
このように、良からぬことばかり考えてしまうようになります。そのうち、「今も浮気相手と会っているのでは?」「出張と言っているけど、本当は浮気旅行ではないか?」と、頭の中は疑心暗鬼で一杯になります。
こんな調子では、放っておいてもそのうち家庭内はギクシャクするでしょうね。
だったら、思い切って旦那の病気を追い払うように頑張ってみましょうよ。旦那さんに決定的な証拠を突き付けて、そして「私は離婚したくない!」って宣言すればいいと思いますよ。
そうすれば、9割くらいの確率で旦那さんは奥さんの元へ戻って来ますから。
浮気という病気は再発する可能性が非常に高い
とはいえ、ケジメはきちんとつけなければいけません。
たとえ浮気という病気が治っても、この時、きっちりと責任を取らせないと再発する可能性が高くなるからです。
ですから、浮気発覚後に再構築する場合は、浮気相手にはもちろんですが、旦那さんにも慰謝料を請求するべきです。金額的には100万円から200万円の範囲であれば相場からいって妥当な線です。
そして、あなたから旦那さんに対してはっきりとした意思表示をすべきです。「もう二度と浮気はして欲しくない」「今度やったら許さない」「二度目は即離婚するからね」
このような考えをしっかりと伝え、そして旦那さんに二度としないと約束させましょう。