興信所の調査費用と弁護士費用をどうするか
2016/06/14
興信所の調査費用について(体験)
旦那の浮気がほぼ確定的となった時、私が自由にできるお金は独身時代の貯金と結婚してからのヘソクリを足してもわずか60万円程度しかありませんでした。
他に夫婦共有の貯蓄も若干あったのですが、それは旦那のお金でもあるというか、そもそも旦那名義になっているわけで、それを私が無断で浮気調査に使ってもいいものか判断に困っていました。(相談できるはずないですがwww)
本当は最初から浮気調査の全てを興信所に任せたかったのですが、ネットで調査費用について調べてみると、最悪の場合は100万円近くのお金が必要だそうです。特に旦那の行動が読めず、いつ浮気相手と会うか分からない場合は長期にわたって張り込む必要があるからです。
そこで、二人が会う日を特定するため、相談に乗っていただいた興信所のアドバイスを受けながら出来るだけ自分の手で証拠を集めることにしました。
その方法については、このブログでいろいろなテクニックを紹介しているので参考にしていただければ幸いです。
さて、その甲斐もあって、元旦那の行動予定を把握することが出来ました。密会する日さえ事前に把握できればあとは簡単です。
事前に興信所と打ち合わせをし、2日(密会2回分)ほど動いてもらうことによって調査費用を必要最小限に抑えることが出来ました。なので、手持ち資金の範囲で余裕でまかなえたのです。
でも、結果的には旦那と浮気相手から慰謝料をもらったので大幅にプラスになりました。今思えば、夫婦共有の貯金でも遠慮なく浮気調査に使って差し支えなかったなぁと思います。(あくまで結果論ですけどね)
ですから、せっかく旦那さんがクロで間違いないと確信が持てていながらも興信所の費用をどうしようかと悩んでいるなら、遠慮せずに家庭のお金を使うべきです。
もしあなたに離婚の意思があるなら、旦那さんと浮気相手から合計で最低でも500万円くらいの慰謝料を取れるし、財産分与として夫婦共有財産の半分をもらう権利があるわけですから。
もし現金がないならクレカを使ってお金を用意してもいいくらいですし、ご両親に事情を打ち明けて援助してもらってもいいと思います。
ちなみに、わたしがお願いした下記の興信所は後払いで、しかも成功報酬制だったので助かりました。
東京・大阪・千葉・横浜・埼玉・名古屋・京都・神戸・岡山・広島・福岡に支店があるので、これらの都市やその近郊にお住まいであれば、一度相談だけでもしてみるといいですよ。親身になってお話を聞いてくれますし、アドバイスもいただけますので。
弁護士費用について(体験)
興信所の調査で二人がホテルへ出入りするシーンが確保できたことにより、私の離婚の意志は固まりました。
すると次は旦那と浮気相手に対して慰謝料の請求、それと旦那との離婚協議が待ち受けています。とても私ひとりで解決することは出来ないと思いました。
なにしろ旦那はセールスが仕事なだけあって口が物凄く達者だったからです。夫婦ゲンカでもいつも言い負かされていました。
なので交渉は弁護士さんにお願いしたいと思っていたのですが、問題はお金がないことです。半分以上は調査費用として使ってしまったので、とても弁護士費用には足りません。
そこで興信所の人に弁護士さんについて相談してみると、興信所と提携している浮気問題に強い弁護士さんはいるのですが、その前に「法テラス」という機関を紹介してもらいました。
>>法テラス
この法テラスという機関では、紛争に勝てる証拠を持っている場合で弁護士費用を捻出できない場合は、条件にさえ合致すれば費用を立替払いしてくれる制度があるらしいのです。返済についても毎月5000円から1万円の範囲でいいそうです。
これは渡りに船ということで、さっそく相談してみることにしました。するとさらに朗報があって、法テラスの無料相談を担当してくださった弁護士さんが成功報酬で受けてくださるというのです。
つまり、着手金なしで、相手から慰謝料を受け取った時点で弁護士費用を支払えば良いという条件です。そのお言葉には本当に救われた気がしました。
それもこれも興信所でしっかりとした証拠を揃えてもらったおかげで、絶対に負けようがないという状況だったからです。もう、すぐその場でお願いしました。
興信所も弁護士さんも、両方とも成功報酬なんて、本当に運が良かったと思います。
弁護士さんに積極的に動いてもらうためには確実な証拠が必要です。では、あなたの旦那さんの場合、どのような手段を講じれば不貞の証拠を押さえることができるのでしょうか。それを知るためには、調査のプロに相談に乗ってもらうのが確実です。
下記のサイトはあなたの状況に最適な興信所を無料で紹介してくれます。わたしも利用してHAL探偵社さんを紹介していただきました。まずはメールで気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
費用のまとめ
結局、興信所と弁護士さんへの成功報酬を合計すると90万円くらいかかりました。
けれども、元旦那と浮気相手からの慰謝料を合計するとその7倍くらいになりましたので、結果的には転居費用や足りない家財道具を購入しても手元にある程度のお金が残ったという格好です。
離婚すると財産分与もするのですが、わたし達の場合は結婚してわずか3年ですから共有財産といってもほんの少しの貯金しかありませんでした。なので金額としてはほんのすずめの涙程度でしたね。
離婚交渉では、元旦那が絶対にイヤだと拒否したので一旦は再構築の方向で生活を再開しました。ですが、わたしのフラッシュバックが酷くてカウンセリングを受ける状態になって、それでもやっぱり無理だったので結局は離婚することになったのです。
かなり揉めたのですが、彼の父親が説得してくれたし、慰謝料も肩代わりしてくれたおかげでなんとか無事に離婚届を出すことが出来ました。