浮気調査は、なぜ興信所に依頼したほうが安心なのか
2016/02/20
わたしのケースですが、旦那と浮気相手が観念して浮気の事実を認めたのは、二人でラブホへ出入りするシーンを撮影した写真を突き付けたときでした。
それまでは、メールのコピーを見せようが、「全部知ってるのよ」とカマをかけようがシラを切ったり逆ギレしたりして、それはもう態度が酷かったです。まさか元旦那があのように往生際が悪い人だとは思ってもみませんでした。
この時の元旦那の悪態も、わたしが離婚を決心したひとつの要因となったのですが、そのような事態を避けるためにも絶対に言い逃れ出来ないような決定的な証拠が必要だと感じました。
中途ハンパな証拠しかない状態では、いつまでもシラを切り通されたでしょうから。でも、全くの素人がそんなシーンを撮影することなんてほとんど不可能に近いですよね。
そういう点では、やはり興信所に依頼しておいて正解だったと思っています。
それに、いつまでも自分でコソコソ調べていると旦那にバレてしまう危険性が高まりますよね。「妻はもしかして浮気を探っているかもしれない」…このように旦那に感づかれてしまったら、それ以降はシッポを掴まえるのが難しくなってしまう恐れがあります。
なので、自分で旦那の浮気について調べる項目は、あくまで興信所の補完的な範囲にとどめておいたほうが無難です。まして、浮気現場を自分で押さえてやろうなどとは思わないほうがいいですよ。
かなりの確率で精神がやられてしまいますから。
そこで、特に自分で調べておいたほうがいい情報だけを挙げてみました。
- 本当に浮気相手がいるのかどうか
- すでに肉体関係がありそうか(またお泊りしたいね…など)
- 相手は誰か(同じ会社 or 元カノなど)
- どんなときに会っているか(出張とウソをついてなど)
- 次に会うのはいつか(デートの約束メールなど)
このような情報が分かれば、興信所に依頼するにしてもかなり費用が抑えられます。
興信所に依頼する目的は、「肉体関係があるという事実を掴むこと」です。日本での不貞行為というのは肉体関係のことですから、それ以外の事実では慰謝料も取れないし離婚事由にもなりません。
いくら「ゆうべは楽しかったね♪また行こうね!」のようなメールのやり取りを押さえたとしても、単なる文章だけでは肉体関係があったとは認められないのが現実です。
そのメールのコピーを旦那さんに突き付けて、もし彼が浮気を認めれば別ですが、「ただ文字で遊んでいただけだよ」などとシラを切られる可能性だってあるわけです。(元旦那がそうでした)
旦那に浮気を認めさせることが重要
たとえ旦那に浮気されていることが分かったとしても、放置するなら別ですが、やめさせたいのであれば決定的な証拠が必要です。なぜなら、前述したとおり、奥さんに浮気がバレたからといってすんなり白状する男性ばかりではないからです。
もし不倫を認めてしまったら、奥さんから離婚を迫られる可能性があるし、子供がいれば親権を奥さんに取られてしまいます。そうなると養育費を払いながら子供と離れて暮らさなければいけません。
しかも、100万円から300万円程度の慰謝料を請求されるし財産分与しなければいけない。さらに、自分からアプローチして落とした浮気相手にまで奥さんから慰謝料の請求がいくでしょう。
不倫相手も既婚者でW不倫だった場合、相手の旦那さんから罵倒されるだけでなく慰謝料も請求されてしまう可能性が高いです。
それはもう、全力&必死で誤魔化そうとするわけですよ。
一方で、もしあなたが旦那さんを寝取られたことが分かった場合、相手の女性に対して憎しみの感情を抱くと思うんですよ。当然、それなりの制裁を加えなくては腹の虫が収まるものではありませんからね。
ところが確固たる証拠がない状態で突撃した場合、『既婚者とは知らなかった』などとシラを切られてしまうかもしれないのです。
そうなると最悪です。この場合、その証言が嘘だという証拠を示さなければ、相手の女性に謝ってもらうどころか、まんまと慰謝料の支払いから逃れられてしまうことになります。いくら『旦那の指輪を見れば既婚だって分かるでしょ!』と声高に主張しても認められる可能性は低いそうです。
『デートの時は外していました』と、旦那に口裏を合わせられたらおしまいです。
そのような危険性を避けるためにも、しっかりとした証拠は浮気調査のプロに任せたほうが確実です。
興信所はどのような証拠を集めるのか
興信所が押さえる証拠とは、裁判をするしないに関わらず、裁判をしても必ず勝てる証拠です。そのためには客観的に浮気の事実を認定できるものでなくてはなりません。そういった証拠には次のようなものがあります。
ラブホへ二人で出入りしている様子を収めた画像や映像
ラブホへ二人で入った様子を撮影できれば言い逃れ出来ないので証拠としては最高です。ただし、1回だけの画像であれば継続性がある浮気という証拠にはなりません。そこで最低でも2回以上の画像を確保することが理想です。
二人が徒歩でラブホへ入るシーンであれば奥さんが尾行しながらでも撮影は可能かもしれませんが、夜間で顔が良く見えなかったり、車で移動しているのであれば素人には不可能です。なので、やはりプロに頼らざるを得ません。
また、利用先が一般のシティホテルだとさらにやっかいです。なぜなら、客室に入るシーンが必要だからです。そのシーンを撮影するためにはエレベーターに同乗する必要がありますから、旦那さんに顔バレしている人では不可能です。
相手の身元
もし相手へ慰謝料を請求するのであれば、相手の名前と住所を調べなければいけません。仮に旦那さんに相手の名前を問い詰めて聞き出そうとしても、あなたとの再構築や不倫をやめる交換条件として不倫相手を追及しないで欲しいと言い出す可能性もあります。
このように、こちらが不利な状況を作らないためにも、事前に浮気相手の個人情報をきっちり押さえておく必要があります。たとえあなたが相手を尾行して住んでいる家が分かったとしても、もし表札など名前が分かるものがない場合は手詰まりになる可能性が高く、しかも相手の勤務先や家庭環境を把握するのはとても困難です。
二人の会話や情事の音声など
例えば二人の密会場所が相手の住居など、客観的に見て情事が目的とは限らない場所で会っている可能性もあります。このような場合は浮気とは断定することが出来ません。そこで、その場所でどのような会話がなされているのかを知るために盗聴することがあります。
盗聴した音声自体は正規の証拠とはなりませんが、その音声を元に旦那さんや浮気相手に浮気の事実を白状させる手段となります。本人達の自白はもちろん正式な証拠となります。
興信所へ依頼する3つのメリット
1. 最悪の状態を回避できる
旦那さんの浮気に感づいたからといって、すぐに興信所に依頼しようと決断できる人は少ないと思います。なぜなら、それなりのお金が必要だし、全く見ず知らずの人(興信所の相談員や探偵さん)に夫婦間の恥部を知られてしまうからです。
ましてや裁判なんてするつもりはなく、単に旦那や浮気相手がちゃんと浮気を認めてくれて、「浮気をやめること」「もう二度と会わないこと」「慰謝料を払うこと」などを約束し、実行してくれれば何とか自分の中で収めることは出来そうですから。
ところが、なぜこうも興信所が繁盛しているのかというと、女性の社会進出が進んだこともあるし、ネットが普及して主婦でも男性と知り合うチャンスが増えたことによって不倫する人達が激増したからですね。
ただ、いくら不倫が増えようとも夫婦間で浮気問題が解決できればいいのですが、そうはいかないケースが多いから興信所が大繁盛しているわけです。
「問い詰めに失敗してから興信所に頼る奥さんが多い」という記事でも書いたのですが、多くの奥様方は、旦那さんが言い逃れできないくらいの証拠を握る前に問い詰めてしまうので問題がこじれてしまうケースが多いのです。
当然、旦那さん達は浮気を否定しますからね。そこで結局は、問題がこじれてから興信所のドアを叩く奥様方が多くなるというわけです。
もっと早い段階で専門家に依頼していれば、スムーズに浮気を終わらせることが出来るのです。
2. 浮気調査の発覚リスクがとても少ない
「浮気調査の発覚リスク」というのは、奥さんが旦那さんの浮気を疑ってコソコソと証拠を探っていることがバレるということです。
証拠集めで相手にバレる確率は、旦那さんが奥さんを探るよりも奥さんが旦那さんを探るケースのほうが高いそうですよ。なぜなら、機械の操作については男性よりも女性のほうが苦手な人が多いので、旦那さんのスマホやパソコンをこっそり慎重に触ったとしても、その痕跡を残してしまうことが多いからです。
ましてや旦那さんの尾行なんて不可能に近いですね。育児中なら完全に無理だし、仮に友人や親族の協力があったとしても、素人探偵がホテルの出入り場面で旦那さんの顔がハッキリ分かるほどの写真を撮影するなんてできっこありません。
逆に、尾行したり張り込みしている挙動不審な様子を近所の人に通報されてしまったなんていう話もあるくらいです。
その点、調査のプロは毎日やっている仕事ですからね。100%成功なんて有り得ないわけですが、失敗してばかりいたら商売として成り立たないのは当たり前ですね。
3. 精神的な苦痛から早く開放される
わたしも経験者ですから分かりますが、旦那の浮気が確定的になってからの精神的ダメージというのは相当大きいです。
裏切られたという絶望感、寝取られたという屈辱感、別な女へ関心が移ったという嫉妬心、今後に対する漠然とした不安など、いったいどれが本当の自分の感情なのか混乱してわけが分からなくなるほど精神が不安定になってしまいます。
そんな状態で浮気の証拠集めなんて冷静に出来ないわけですよ。
なのでわたしは浮気本を読むことにしたのです。法的にも浮気調査のテクニック的にも当時はド素人でしたから、まずは知識で武装しようとして本を3冊買いました。
そして分かったことが、
- 無理のない範囲で状況証拠を手に入れる
- 直接証拠は興信所に依頼する
- 離婚するかやり直すかは証拠が揃ってから決める
- 旦那と浮気相手との対決に自信がないなら弁護士を入れる
…などです。
費用の問題はありましたが、何とかクリアすることができ、かなり精神的な負担は軽減されましたよ。
さて、いかがでしたか?
このように、浮気調査のプロに依頼することによって、確実に浮気の証拠を押さえることが大切です。下記はわたしが興信所を見つけたサイトです。