不倫している旦那は果たして【本気】なのか【浮気】なのか気になって仕方がない
2016/02/01
元旦那の浮気が確定的になったとき、わたしの頭の中にはいろいろな感情や疑念が湧いてきて、とても冷静な精神状態ではいられなくなってしまいました。
『旦那は相手の女性に対してどういう感情を持っているのだろう?』
そんな考えが頭に浮かんできて、それまで自分が愛してきた旦那の愛情が他の女に向いていると思うと悔しくて悔しくてたまりませんでした。
今のあなたも、きっとそれに近いものではないでしょうか。
浮気と本気の線引きは人それぞれ
もし自分の旦那が浮気相手に恋愛感情を持って接しているとすれば、妻の立場としてはもの凄くプライドが傷ついてしまいますよね。
ところが、もし浮気相手が風俗の女性だとしたらどうでしょう? もちろん風俗だって許せるものではありませんが、お客として風俗に行ったのであれば妻のプライドはさほど傷つかないのかもしれません。
あくまで一般論ですが、多くの奥様方は風俗や一回限りの行きずりの関係であれば「浮気」、同じ女性と何度も関係を持つのは「本気」とか「恋愛」だと考えるようです。
どちらかというと、わたしもそれに近い考えのような気がします。もし元旦那の相手が風俗嬢だったならどれほど気が楽だっただろう…と思えますから。
でも残念ながら元旦那の相手は元カノで、しかも半年以上も続いていましたからね。もうハッキリ言って、紛れもなく恋愛関係ですよ。
もちろん旦那が浮気を白状したあと、その点について突っ込みましたし責め立てましたよ。
こんな感じで話は堂々巡りでした。
浮気か本気か、旦那を責め立てても結果は不毛
元旦那の「離婚したくない」と泣いてすがる姿に根負けして再構築を選んだわたしでしたが、やがてフラッシュバックに苦しむようになり、心療内科を受診してみました。
そして受けたカウンセリングのなかで気付かされたことがあります。
それは、もし元旦那が「浮気だった」と答えていれば「どこまでも嘘をつく卑怯な男」だと思っただろうし、そんな男と結婚してしまった自分を責めることになったかもしれません。
逆に、もし「本気だった」と答えていれば「ああ、やっぱりね・・・」と深く傷ついたと思います。
ということは、いくら「本気」か「浮気」かを突き詰めたところで、結局は自分自身が満足できるような答えは返って来ないということです。
不倫関係の二人には本物の愛など訪れない
よく、「略奪婚は長続きしない」というようなニュアンスの話を耳にしますよね。
それはなぜなのかと考えてみました。
浮気している最中の男女というのは、ひたすら愛欲にだけ没頭していれば他に何も考えなくていいのだと思います。相手の見たくない側面にはフタをして、単に気に入っている部分だけ愛でていればそれで付き合っていけるわけです。
しかも二人の関係を世間には知られたくないという「障害」がありますから、それが禁断の果実となってなおさら感情を燃え上がらせます。
俗に言う「ラリ状態」というやつですね。
そのラリ的な感情が、男に「いつか女房と別れてキミと結婚したい」と言わせるのだろうし、女のほうも「嬉しい!アナタを信じて待っているわ」と鵜呑みにしてしまうのだろうと思います。
ところが一旦夫婦となってしまえば、いつまでも燃え上がったラリ状態が続くわけではないということは、あなたもよくご存知のとおりです。
この二人の関係は、お互いに相手の長所も短所も分かり合ったうえで全てを受け入れた本物の愛ではありませんから、しだいにドキドキ感が薄れていくにつれ衝突するようになっていくでしょう。
で、男のほうはこれまで本物の愛を築いてきた奥さんの元へ帰りたくなります。どちらかというと男性のほうが急速冷凍しやすい傾向にあるみたいですね。
離婚事由の統計をみると、そんな旦那を受け入れる奥さんは約7割にものぼるそうですよ。
一方で、女性のラリは醒めるまでに多少時間がかかります。ところが、統計的には奥さんの浮気を許す旦那さんは3割程度だとか。
世の中に、バツイチ男性よりもバツイチ女性の割合が多いのはそのような理由もあるのかなぁと勝手に想像してみました。
さて、そろそろ締めてみたいと思います。
旦那さんの浮気が明るみになった結果、もし彼が最終的に奥さんであるあなたを選び、あなたとやり直したいと本気で願っているとしたら、あなたの旦那さんは浮気相手とは「本気ではなかった」と考えてもいいのではないでしょうか。
どう思われますか?
もしそうだとしたら、果たしてあなたはそんな旦那さんを「許せる派」ですか?
それとも・・・?