掴んだ証拠はどのように保全するか
2016/05/26
シラを切られないために
仮にあなたが旦那さんのパソコンやスマホの中を見て浮気を確信したとしても、例えば彼の両親や自分の両親を交えて今後のことについて話し合いを持った時、第三者が客観的に浮気だと判断できるような内容でなければスムーズに話し合いを進められないかもしれません。
なぜなら、証拠なしでそのような話し合いの場を持ったとしても、旦那さんは当然シラを切るだろうし、その様子をみた義理の両親も息子の味方をして、あなたの被害妄想だと全く取り合ってくれない可能性もあるからです。
そうなるとあなたの両親だって本心はあなたの味方であっても、証拠なしでは一方的に相手を非難するわけにはいかなくなってしまいます。
そこで、どうしても第三者が認めざるを得ない確固たる証拠を提示する必要があるわけですが、ではいったい、彼のパソコンやスマホなどで得られた証拠というのはどのような形で保存すればいいのでしょうか。
このページでは、いろいろな形で確認できる浮気の証拠をどのような形で保全しておけばいいのか、その方法をレクチャーしたいと思います。
パソコンから得られる可能性が高い証拠
浮気相手とパソコンを使って連絡を取り合うとすれば、可能性が高いのは「mixi」や「facebook」などのソーシャル・ネットワーキング・サービスです。そして最近では「LINE」も流行しているようですね。
もしここで特定の女性と親密なメッセージのやり取りを見つけた場合は、その画面を撮影して保存しておいてください。この場合、なるべくデジカメではなくフィルムカメラを使ったほうが信用性が高いです。
デジカメの画像データは合成写真を作りやすく、画像を編集したという疑いを掛けられる恐れがあるので、それを避けるためにフィルムからプリントするほうが証拠としては確実です。
フィルムカメラはコンビニで売っている使い捨てカメラで充分ですが、なるべく日付を入れる機能付きにしてくださいね。
次に、浮気相手とのツーショット写真がないかどうか探しましょう。もしパソコンに保存しているとすれば、バカ正直に「ピクチャ」や「ムービー」「プライベート」といったフォルダ名には入れていないと思います。
おそらく仕事用のような名称を付けてカモフラージュしていると思いますので、念入りに調べてみましょう。パソコン内に保存した内緒の画像を暴く方法はコチラの記事でご紹介しています。
もし見つけた場合はそれらの画像が映っているモニター画面を使い捨てカメラで撮影したうえで、画像データをUSBメモリなどにコピーして保管しておいてください。
スマホ&携帯から得られる可能性が高い証拠
スマホ&携帯の場合は断然メールやLINEですね。場合によっては二人の行為を撮影した写メが保存してある可能性もあります。
普段からロックしてある場合はラブラブなメールでも保存されている可能性が高いようですが、そうでない場合は送信メールも受信メールも削除していることが多いようです。
さて、スマホ&携帯で見つかった証拠をどうやって保存するかですが、LINEのやり取りの画面についてはスクロールしながら使い捨てカメラで次々と撮影していきましょう。
メールや画像の場合は予備のmicroSDカードなどに差し替えて、そちらに保存しましょう。
机や財布、カバン、ポケット、車の中で得られる可能性が高い証拠
メンバーズカードやポイントカード
旦那さんの机の引き出しや財布、カバンの中にはポイントカード類が入っていると思いますが、ラブホテルだけでなく、キャバクラや風俗店、男性だけでは行きそうもないレストランなどのメンバーズカードがないかチェックしましょう。
特にラブホテルのメンバーズカードは、ホテル名や住所が載っておらず、ちょっと見ただけではラブホだと分からないような工夫がなされているそうです。
なので、もし正体不明なカードが見つかった場合は写メを撮ってパソコンに転送し、グーグルの「画像検索」で同じデザインの画像が出て来ないかどうか試してみるといいかもしれません。
レシートやチケットの半券
次に、財布や車のゴミ箱などからはレシートが見つかります。レストランやコンビニ、映画やイベントのチケットの半券があれば、日にちや時間帯、購入したものをチェックしておきましょう。
ゴミは拾って保管しておいてもいいですが、財布やカバンの中にある証拠品は写真を撮ったあと元に戻しておいてくださいね。もし無くなっていることが旦那さんに知れると、浮気バレしたことを旦那さんが気付いてしまいますから。この段階では、まだまだ泳がせておかないといけません。
そして、それらの情報を蓄積することによって、しだいに旦那さんの行動パターンが読めてきます。行動パターンが読めてくれば、カレンダーやスケジュール帳などに書かれている行動予定や、あなたが記入している「旦那の様子日記」と照らし合わせれば、浮気が疑われるかどうかの推測が可能になってきますよ。
名刺
名刺入れもチェックしておきましょう。意外に、奥さんに見られたらまずいポイントカードなどを隠していることもあります。
なかには女性の名刺が入っていることも普通にありますが、必ずしもそれが旦那さんの営業先や取引先の社員とは限りません。ひょっとすると合コンで仲良くなった女性の名刺という可能性も考えられますので、見つけた場合は念のために写メを撮っておきましょう。
財布に入っている金額を確認しておく
もし旦那さんの財布をチェックしやすい環境ならば、出掛ける前と帰宅してからのお金の減り具合を毎日のようにメモしておくといいですよ。
もし数千円単位で減っている日があれば、何かを購入したレシートなどがないか探してみると浮気を連想させるものが出てくるかもしれません。また、ファミレスのレシートに「客数2名」のような記述があれば、浮気確定後に誰と同席だったのかを追及することが出来ますよ。
その他
クレジットカードの明細
クレカの明細については、家計を預っている奥さんであればいつもチェックしていると思います。
もし旦那さん個人の分も見ることが出来るのであれば、ホテルや出張と偽った旅行で使用した痕跡がないか、また、クリスマスなど大きなイベントの前後には浮気相手にプレゼントを購入している可能性もあります。
もし不自然な買い物などの形跡があれば、写メを撮るなりメモしておきましょう。
スケジュール帳
もし旦那さんのスケジュール帳を見ることが出来るようであれば、誰かと会う約束や待ち合わせ場所を書き込んでいないかチェックしてみましょう。
特に女性はハートマークや☆印など、自分にしか分からない記号を書き込むことが多いのですが、もし意味不明な記号が書き込まれていた場合は念のために写メなどを撮っておきましょう。
保存する際に注意すること
旦那のパソコンやスマホ&携帯から確保した証拠もそうですが、例えばICレコーダーなどで録音した音声、GPSで追跡した旦那の足取りなどを浮気の証拠として旦那に突き付ける場合、絶対に原本を見せてはいけません。
なぜなら、力づくで取り上げられてしまう可能性があるからです。
そうなってしまっては、旦那有責での離婚はおろか、第三者を入れて今後のことを協議することすら出来なくなってしまいます。いくら、これこれこういう証拠を掴んだけれども旦那に取り上げられてしまったと言っても現物がなければ始まりません。
ですから、証拠の原本は必ず旦那の手の届かない場所に保管するようにしてください。例えば信用のおける友人や実家に預けておくのが懸命です。わたしの場合もそうでしたが、留守の間に旦那に家捜しされてしまう可能性がありますから。