-真実を暴く-旦那の浮気はいつどうやって始まり、どれくらい関係していたのか
2016/06/04
どう足掻いても否定できないほどの証拠を突き付け、旦那さんはついに浮気していることを認めました。証拠集めのため、耐えに耐えた3ヶ月間、ようやく奥さんの苦労が報われる時が訪れたのです。
けれども、そこでほっとしてはいけません。実は勝負はここからなのですから。
さてこの後、あなたは何を知りたいですか?
- 相手の女はどこの誰なのか
- どうやって知り合ったのか
- どちらが積極的に誘ったのか
- いつから始まったのか
- 最初の肉体関係はいつか
- 何回関係したのか
- 相手は旦那のことをどう思っているのか
- 旦那は相手のことをどう思っているのか
- 旦那と相手の女は今後どうしたいのか
- 旦那は私と子どもをどうするつもりなのか
聞きたいことは当然ながら個々の事情によって違いますし、もっと知りたいこともあると思いますが、ざっと挙げると上記のようなことは最低でも知っておきたいところですよね。
ところが、旦那さんが浮気を認めてからの奥さんの対処法によっては、これらの真相がうやむやになってしまう危険性があるのです。あるいは、本当だと思って聞き出したことが、実はウソだったという可能性もあり得ます。
そこで今回は、旦那さんや相手の女から真実を聞き出すためにはいったいどうすればいいのか、そのための状況づくりについてレクチャーしてみたいと思います。
旦那と浮気相手との連絡手段を断つ
これから浮気の真実を明らかにするうえで最も重要なことをお伝えします。
それは、旦那さんが浮気を認めた時点で、すぐに、
旦那さんと相手の女との連絡手段を断つ
ということです。この点についてはくれぐれも肝に命じておいてください。
その理由ですが、もし二人が通じ合えば、相手に「奥バレ」したことが伝わるとともに、浮気相手にとって有利な情報が筒抜けになってしまうからです。そうなれば、二人にとって都合の良いように口裏を合わせられてしまうでしょう。
具体的に説明しますね。
通常、配偶者の浮気において、された側が最も関心が高く、そして問題とするであろうことは「肉体関係の有無」と「肉体関係の継続期間」、それと「積極的に誘ったのはどちらか」という点にあります。
ですよね?
例えば、旦那さんは相手の女とすでに5年以上も付き合っていて、少なくとも100回以上はセックスしている間柄だというのと、知り合ったのはほんの2ヶ月前で、まだ2回しかセックスしていない…というのとでは奥さんが受ける精神的ダメージは大きく違うんじゃないかと思うわけです。
それはまさに法的にも反映されることになり、5年の不貞と2ヶ月のそれとでは慰謝料についての判決でも雲泥の差になって現われます。例えば、前者が300万円で後者が50万円といった感じですね。
ですから、不貞を働いた側はなるべく自分の責任を軽くしたいのが人情です。当然、奥さんに浮気がバレたと分かった途端、旦那さんも浮気相手の女も自分の保身のために必死になるでしょう。
だからこそ、旦那さんは浮気相手に何とかして連絡を取ろうと必死になります。そして同時に、奥さんがどこまで把握しているのかを探ろうとするのです。
白状させるために奥さんが旦那さんに突き付けた証拠が全てなのか、あるいはそれ以上の証拠をまだ隠しているのか…
それらの情報を総合して、浮気相手と相談して口裏を合わせ、「自分達の罪?」をなるべく軽くしようと画策するわけです。
もし仮に口裏合わせが上手くいった場合、奥さんが相手の女を呼び出して事情聴取をしてみると、
- 旦那さんは独身だと思っていた
- まだ知り合って1ヵ月くらい
- お互いに酔い潰れてしまって気が付いたらホテルにいた
- ただ睡眠をとっていただけでホテルでは何もしていない
こんなふうに、旦那さんと同じ内容の言い訳をすることになりかねません。
ですから、旦那さんに証拠を突き付け白状させる時は、手持ちの証拠はなるべく小出しにすることです。反論されたら、その矛盾点を突くようにジワジワと真綿で首を絞めるごとく責めるのがコツですね。
そして観念して一旦自白を得てしまったら、それ以上の証拠はなるべく出さずに旦那さんの方から全てを正直にしゃべらせるべきです。そして自分が把握している状況証拠と矛盾していないか照合するのです。
そこで重要なのは、自白した音声を録音しておくことと自白内容を箇条書きにして整理することです。
それは浮気相手の女に対しても同じですよ。理想の形としては、最初は旦那さんと同席させずに個別に事情聴取するべきですね。
そして、相手の女の自白内容と旦那さんのそれとを付き合わせるのです。するとほとんどの場合、矛盾点が出てきますから。その場合、どちらかがウソを言っていることになります。
矛盾点が整理された時点で旦那さんと浮気相手を同席させましょう。そして、どちらが真実なのか、二人にその場で話し合いをさせるのです。
奥さんは、その様子を黙って聞いていてください。この時、浮気者同士で責任のなすり合いや内輪もめを始めたりすることも多いようです。
「おまえのせいで・・・」
「はぁ?奥さんと別れるって言ったじゃない!」
こんな感じでね。
仲間割れをした場合、女の方がキレて全てを暴露することも多いようですよ。
さて、では旦那さんと浮気相手との連絡手段を断つにはどうすればいいでしょうか。
スマホを没収する
旦那さんの仕事に支障をきたす場合もあるでしょうが、浮気相手との話し合いが終わるまでの間、なるべくスマホは取り上げたほうがいいです。
止むを得ない事情でどうしても旦那さんが持っていなければならない場合は、浮気相手の電話番号やメールアドレスを奥さんが控えたのち、すぐその場で削除させることです。
さらに、LINEやSNSなどで連絡を取り合っていた場合はアプリを削除させましょう。そのようにして、奥さんが浮気相手の女から事情聴取するまでは、なるべく旦那さんが先に連絡できないように手を打ってください。
会社を休ませる
もし浮気相手の女が旦那さんと同じ会社に勤めているのであれば、あるいは出勤すれば旦那さんが相手に会えるような環境の場合は、躊躇せずに会社を休んでもらいましょう。
そして、旦那さんの身柄を義理の両親や兄弟などに押さえてもらい、その間に奥さんは相手の女にアポを取り、ファミレスなどで話し合いを持てばいいと思います。
この時、もし1人で心細いなら、奥さんの身内や親友などに同席してもらえると心強いですね。もちろん、弁護士さんに依頼しておくのが最高なのは言うまでもありません。
まとめ
ということで整理しておきます。
浮気について旦那さんが白状したら、
- 白状した時点で、それ以上の手持ちの証拠は出さない
- 旦那さんの自白内容を録音し、要点を整理する
- 浮気相手への連絡手段を断つ
- 二人が口裏を合わせる前に、浮気相手の女から事情聴取する
- 相手も同様に、自白内容を録音し、要点を整理する
- 二人の自白内容を照合し、矛盾点があれば書き出す
- 三者面談し、矛盾点について何が真実なのかを導き出す(全員の親兄弟や相手に夫がいれば招集してもよい)
ちなみに、旦那さんの自白から三者面談まで、なるべく短期間で片付けてしまったほうがいいですよ。わたしは興信所も弁護士も使いましたが、自白から相手の旦那さんも交えた面談までわずか1週間ほどでケリを付けました。
不倫の後始末というのは、なるべく相手に対応策を練る時間を与えないで一気に終わらせてしまうことが重要だと思います。
さもなければ、相手は何とかして自分の責任を軽くしようと画策するでしょうからね。それは旦那さんにも言えることです。