旦那の浮気疑惑から解決までのシュミレーション
「これって、もしかして浮気？」…そんな予感がしました。
とはいえ、その後いったいどのように行動すればいいのか、途方に暮れてしまうものです。もし本当に浮気だったとして、結果的に離婚するにしても再構築するにしても、効率よく決着をつけるにはどうすればいいのでしょうか。
このページではその解決への手順をまとめておきたいと思います。
第一段階 本当に浮気しているのかを探る
このステップでは、まだ浮気相手がいるのかどうかすら分かりません。ただ、旦那のこれまでの態度や様子に変化が見られる程度です。
例えば、
- 休日出勤や出張が増えた
- 上司との付き合いや飲み会がやけに多くなった
- 休日に独りで出掛ける
- パソコンやスマホにロックが掛かっている
- 最近、オシャレするようになってきた
- 家の中でも常にスマホを持ち歩いている
- しょっちゅうメールが来たり返信している
- 通勤や仕事で出掛ける範囲以外の地域にあるお店のレシートを持っていた
- 旦那の服からほのかに香水の匂いがした
- なんとなくコソコソ、ソワソワしているように見える
- 仕事から帰って来てから、トイレやコンビニへ行く回数が増えた
- 電話やメールが来ても出ないし見ない
- 夜の営みの回数が減った
浮気を始めた男性に多く見られる特徴ははまだまだありますが、だいたいはこのような従来とは違った様子の組み合わせで奥さんに感づかれるようです。
ここで奥さんがどうするか？…ですよね。
そっとしておくか、それとも探りを入れてみるか。
あくまで結果論ですが、例えばそっとしておいた場合、最悪の結果として旦那の不倫相手が妊娠してしまったというケースも多々見られます。
あるいは、さらに燃え上がってしまい、もしW不倫だった場合には双方とも離婚して、不倫相手同士で再婚するという将来設計まで立ててしまう可能性さえあります。
逆に、まだ浮気の初期段階で察知できた場合、証拠を突きつけて反省を促せば旦那の目を覚まさせる確率が上がります。
果たしてどのような行動を取るのか、それは個々の事情によっても違うでしょうし、あくまであなたが決断しなければならないことですが、では、この初期段階で取るべき行動とはどのようなものがあるでしょうか。
浮気疑惑の初期段階で取るべき行動とは
この段階ですべきことは、旦那には本当に「プライベートで会っている女性がいるのかどうかを探る」ということです。ただの取り越し苦労であればいいですが、もし本当にオンナが存在するなら、できるだけ燃え上がる前の初期段階で災いの芽を摘んでおかなければなりません。
すでに遅い場合も当然ありますが、まずはオンナの存在を確かめることから始めましょう。
具体的には、
- 旦那のスマホやＰＣで、メールやSNSのやり取りをチェックする
です。
＜参考記事＞
・携帯＆スマホの暗証番号を解除
・パソコンのロックを簡単に解除する方法
男性が浮気する場合、ほとんどがメールやSNSなどのメッセージでラブラブな言葉のやり取りやデートの約束をしているようです。
なので、旦那がまだ油断している状況では浮気を確信できるような「やり取り」を発見しやすいのです。しかし、用心深い性格の旦那であれば、危ない内容のメール文はその都度消してしまっているかもしれません。
もしあなたの旦那さんが用心深い人なら、証拠を掴むにはより慎重さと執念深さが求められますね。
さて、もしラブラブな相手がいると確信できた場合は第二段階に移りましょう。また、証拠は何も掴んでいないけれども、最近の様子を考えると絶対に怪しいと思える場合も次に進んでください。
注意したいのは、この段階で逆上して旦那に詰め寄ってはいけないということです。決していいことはありませんよ。ほとんど99％の確率でシラを切られますから。
いくらメールに、「ゆうべは激しかったね♪ また会いたいよ（はあと）」なんて書いてあっても、「単なる言葉遊びだよ。浮気なんてするわけないじゃん！」としらばっくれます。
決定的な証拠を突き付ける前、うちの元旦那もシラを切ってましたよ。探偵さんが撮影した写真を見せてやっと認めました。
第二段階 男女関係の深さを把握する
さて、第2ステップで確認するポイントは、もし旦那さんに親密な女性がいるとすれば、どの程度の関係なのかを確認することです。つまり、すでに肉体関係があるかどうかがキーポイントとなってきます。
すでに肉体関係があるとすれば、それは法的には「不貞行為」となりますので、あなたには慰謝料を請求する権利が生じています。しかし、単に飲食などのデートだけでは法的に罰することは出来ません。
どの程度の付き合いで浮気だと思うかは人それぞれ、奥さんの感じ方しだいのところがあります。自分に内緒で女と居酒屋へ行ったことを浮気と捉える奥さんもいれば、手をつないで歩いたって別にいいんじゃない？という奥さんもいるかもしれません。
しかし、肉体関係があるとなれば話は別で、穏便に済ませられる奥さんはほとんどいないのではないでしょうか。ですから、このステップでは男女関係があるなしの確認を目的に行動しましょう。
具体的には、
- 旦那のクルマやカバンなどにGPSを仕掛け、ホテルへの出入りをチェックする
- 旦那のクルマにICレコーダーを仕掛け、浮気相手との会話を録音する
- 旦那のスマホにケルベロスを仕込み、ラブホ内の音声などを盗聴する
- 旦那のスマホやPCに行為中の画像が隠されていないかを調べる
- 興信所に依頼してホテルへ出入りしている画像を撮影する
これらの証拠を押さえることが出来れば、旦那はシラを切りとおすことは不可能でしょう。特に興信所の調査の結果、不貞行為は明らかであるという報告書さえあれば、もし仮に話し合いで揉めてしまい、離婚裁判や調停になったとしても負けることはありません。
第三段階 不貞を認めさせ、謝罪させる
さて、不貞行為の証拠が揃った段階での重要事項は、旦那と不倫相手の自白を取ることです。重要なのは、双方ともに「不貞行為を認めさせる」ことと「謝罪してもらうこと」となります。
この段階では、なるべく旦那と奥さん、そして、もし浮気相手が既婚者であれば、相手の旦那と浮気相手の両親が揃った場で白状させると完璧です。
最初は決定的な証拠がないと思ってシラを切ることがほとんどですよ。そこで証拠を小出しにして相手の表情や様子を見ると、しだいに顔色が変わり、体が震えたり顔がこわばっていく様子がよく分かります。
そこまでやる理由ですが、最大の目的は当人たちの反省を促すことです。よく、「親は関係ない！」と逆ギレする当事者もいるようですが、不倫は相手の家庭や幸せを破壊する重大な不法行為なのです。
ですから、当人の身近な家族にも知ってもらうことで十分に反省してもらい、もう二度と同じ間違いを犯さないよう家族にも監視してもらったほうがいいのです。
それともうひとつ、慰謝料の問題です。浮気された妻には当然、旦那と浮気相手に対して慰謝料を請求する権利があります。しかし、もし相手に経済力がなかったら取りようがありません。
分割払いという方法もありますが、場合によっては２年も３年もお金のことで浮気相手と関係を続けなければならないわけです。これって、実は奥さんにとってかなり精神的な負担になりますよね。
本来なら二度と顔も見たくない相手ですし、奥さんとしてはさっさと忘れてしまいたい出来事なはずです。ですから、もし相手にお金がない場合は親に肩代わりしてもらい、一括で支払ってもらえるかもしれません。
ですから、当事者の親も交えて謝罪してもらえれば、慰謝料の金額や支払い方法についてもスムーズな交渉がしやすくなります。
この時の注意点としては、相手の了解をもらい、話し合いのシーンを録画するか、または複数のICレコーダーで録音しておくことです。なるべくなら、録画と録音の両方をやっておくと完璧ですね。
これは、もし話し合いが揉めたり、交渉がまとまらなかった場合に必要となります。つまり、話し合いの様子を第三者に客観的に見てもらう時に役に立つわけです。
例えば弁護士さんに相談する場合とか調停になった場合などですね。
録画や録音は自分でセッティングしてもいいですが、もし精神的な余裕がなく重荷であれば、兄弟姉妹や親しい友人に同席してもらってお願いしてもいいと思います。
そして最後の最後、もし交渉が決裂した場合は弁護士さんに任せたほうがいいですよ。もちろん最初から依頼しておけば間違いないと思います。
なお、もし弁護士さんを入れない場合は、話し合いで決まった内容を文書にして公正証書を作っておいたほうが確実です。慰謝料を１ヵ月以内に300万円払うと約束したのに、ずっと放置され、しまいにはとぼけられる可能性だってありますから。
相手の親だって良識がある人ばかりだとは限りません。
第四段階 離婚か再構築か
さて、ようやく最後に自分の家庭の問題です。
離婚するにしても再構築するにしても、まずは旦那の反省と謝罪は欠かせません。改めてきちんと謝ってもらいましょう。
もし離婚する方向で考えた場合、子どもがいれば親権や養育費、そして財産分与と今後の生活手段などの問題が山積みですから、ここでもし揉めるようであれば弁護士さんを入れたほうが無難です。
一方、もし出来るのであれば再構築するのがいいのだと思います。ですが、最初はかなりキツイですよ。性格にもよるんでしょうけど、旦那と浮気相手がイメージとして頭に浮かんで夢にまで見るんです。
いわゆるフラッシュバックというものですね。夕飯の支度をするために下を向いていると、知らぬうちに涙が落ちていたりします。気がついたら泣いているんですよ。ぼーっとしている時間さえあれば泣けてきます。
わたしはこれに耐えられなくてカウンセリングも受けたりしたのですが、とうとう堪え切れずに離婚してしまいました。
あくまでわたしの場合ですが、結果的には離婚してよかったと思っています。ただ、それは人それぞれ、夫婦によってそれぞれですから、どうかあなたが幸せになれる結末に落ち着くといいですね。
そう願っています。
さて、離婚にしろ再構築にしろ、不貞の事実を認めさせるには明らかな証拠が必要です。そのためにはプロにお任せしてしまいましょう。
下記のサイトは自分に合った探偵さんを見つけるのに便利です。
公開日：
最終更新日：2015/12/01